厚生労働関係の基本施策に関する件(一般質疑)
〇労働安全衛生法改正案は衆議院解散になって廃案になったが、前回審議での尾辻厚生労働大臣の答弁の内容は生きているか?
〇厚生労働省としての「ニート」の定期づけはどうなっているか? また人数はどれほどと把握しているか?
〇フリーターやパート労働者は不安定な位置にある。募集の時点の条件と実際の労働契約が異なったりサービス残業を強いられるときもある。厚生労働省としてフリーターの労働の実態をどのように把握しているか?
〇フリーターの待遇改善やフリーターの正社員移行を促す法整備が必要だと考えるが見解を聞きたい。
〇フリーター・パート労働者が労働組合を組織したり加入したりするのは自由だが、フリーターたちにはその認識がない。厚生労働省として広報して周知すべきだと考えるが見解を聞きたい。
〇パート労働者やフリーターにとって最低限必要な労働法上の基礎知識を、携帯電話などで手軽に見られるように厚生労働省としてもう少し工夫すべきではないか。
〇勤労観の育成のためにも、学校教育の中で健全な勤労意識を育成するようにすべきではないか。
〇民主党は年金制度の一元化を目指している。まず、空洞化が激しいといわれる国民年金の保険料の徴収のためにも、給与から国民健康保険と国民年金を天引きする仕組みを検討すべきではないか。
〇フリーターの中には夢追求のためにフリーターを選ぶという方もいるが、ニートはご家族が心配して相談しに行くケースもある。不登校、引きこもり、ニートという一連の流れについて文部科学省の見解を聞きたい。
〇ニートは不登校や引きこもりに比べて顕在化しにくい。キャリアカウンセラーを多数養成し、「ジョブカフェ」にニートの相談があった場合に、地域の保健所や民生委員と連携・協力したうえでキャリアカウンセラーをその家庭に派遣するなどの取り組みが必要ではないか?