裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政、国内治安、人権擁護に関する件(一般質疑)
〇小此木八郎・国家公安委員長の出席を求めたが今日はそれに応じていない。民主党政権時には委員会に出席していたが、今回出席しないのは不当だ。
〇ジャーナリスト「詩織さん」が「準強姦」の被害を受けたが、その容疑者の逮捕を逮捕寸前で執行停止させた中村格・警視庁刑事部長(当時)に対して本日の法務委員会へ出席するよう求めた。しかし警察庁はこれを認めないのは不当だ。当事者たる中村格氏に聞かないと真相が分からない。
〇この事件について「不起訴相当」という判断を下した東京第6検察審査会に関して、「行政文書」の開示を求める。
〇この検察審査会の「不起訴相当」という議決理由が「検察官の不起訴処分の裁定を覆すに足りる事由がない」というだけでは判断の理由が分からない。より詳細な理由を開示すべきだ。
〇この検察審査会に被害者の伊藤詩織さんが追加の陳述書を提出しようとしたが、それがかなわなかったのは事実か。
〇「容疑者」が被害者を抱きかかえてホテルに入っていったと思われ、これが決定的な証拠たりうるが、それを映した防犯カメラの動画はこの検察審査会で審査員の皆さんに見てもらったのか?
〇普通に選べば審査員は男女同数に近づくはずであり性犯罪という案件の性質上男女同数で審査すべきだが、11人の審査員の構成が男性7人、女性4人という偏った構成になった理由は?
〇検察審査会で、審査の申立人も「被疑者」も陳述の機会を与えられてしかるべきだ。
〇中村格・警視庁刑事部長(当時)は「容疑者」逮捕の執行停止について安倍首相に相談・報告しているか?
〇この東京第6検察審査会では審査補助員(弁護士)が選任されていない。
〇検察官が検察審査会で意見を述べるときには、必ず審査補助員(弁護士)が同席するように検察審査会法を改正すべきだ。
〇「不起訴相当」を決めた東京第6審査会では、検察官が出席して意見を述べたか?
〇検察審査会に検察官が出席して意見を述べるのは全体でどれだけの割合か?
〇検察審査会法を改正して、公正さを担保するために審査補助員(弁護士)の発言を公開すべきだ。
〇警察庁として捜査関係者に「デートレイプドラッグ」の作用の周知、被害者の同意を得た上での速やかな検査体制の整備を求める。
〇拠点病院の整備が必要。ワンストップ支援センターの予算拡充も必要。ワンストップ支援センター・連携病院間の連携強化を求める
〇公正な捜査を法務大臣に求める。