平成29年度一般会計補正予算、平成29年度特別会計補正予算(財務省所管)
〇確定申告の初日2/16には全国11か所で「納税者一揆」デモがあった。これについて麻生財務相は「街宣車が出ているデモというのは、少々普通の市民の方ではないんじゃないか」という趣旨の答弁をしているが、確実にこのデモは広がっている。佐川国税庁長官の行動への批判も強まっている。佐川長官が宿泊していると報道されている都内のホテルの宿泊代は、公費・税金が使われていないのか?
〇佐川長官の宿泊費には官房機密費からも支出は一切されていないのか?
〇佐川長官の乗る公用車、その他ダミーと思われる複数の公用車について全て公費から支出されているのか? そうだとすれば宿泊費が私費の場合に公用車を公費で払うのはなぜか?
〇国税庁長官の年収2200万円、退職金約7000万円。退職後の「天下り」「わたり」で生涯収入8億円に至るケースもあるという実情は納税者の理解を得られると麻生大臣は思うか?
〇霞が関の官僚が官邸を忖度して、不都合なことを隠ぺい・秘匿し、データをねつ造すれば官邸から守ってもらえ、出世できるという「佐川現象」が蔓延しているのではないかとみられている。このような事態は財務大臣としてただすべきではないか。
〇一般的に会見室での記者会見は記者の質問の手が挙がらなくなるまで質問できるので記者の質問権が確保されやすい。国民の知る権利に資する。他方、会見室以外での記者会見では短時間でおわり質問も少人数になりがちだ。麻生財務相は会見室での会見が少なく、会見室以外での会見やぶらさがり取材が多い。かつてのように会見室での会見を増やし、記者の質問回数、質問時間を確保した上で説明責任を果たすようにすべきだ。