厚生労働委員長高鳥修一君解任決議案 趣旨弁明
○日本大学のアメリカン・フットボール部の「危険タックル」では選手がコーチ・監督側の指示に従い、これにそんたくしてタックルへと至った。
○一連の「モリカケ」問題、裁量労働データの捏造、野村不動産過労自殺の隠蔽、さらに過労死家族会と加藤厚生労働大臣との面会発言資料の、高プロの削除部分だけを削除するなどの改ざんなどと同根の問題ではないか。
○解任決議案を提出した理由の第1として、衆議院厚生労働委員会での委員長職権による委員会開催が多数あり、「カラ回し」も長時間にわたるなど高鳥委員長の委員会運営に問題があった。 ○高鳥委員長の委員会運営の問題点の第2は、さまざまなデータへの対応が不十分だったこと。
○第3に野村不動産で裁量労働制の対象となっていた従業員の過労自死と東京労働局による特別指導に関する加藤厚労大臣のミスリードも放置したままだ。
○第4に高度プロフェッショナル制度についてのエビデンスなき厚生労働省の議論を黙認していることも問題だ。
○高度プロフェッショナル制度については、過労死家族会の方々が大反対をしており強行採決をしないでほしいと強く求めている。安倍総理には、過労死家族会の方々に面会し直接話を聞いてほしい。