水道法の一部を改正する法律案
水道法の一部を改正する法律案への反対討論
〇水道法審議は委員長の職権で始まった。
〇法案に規定する「コンセッション方式」では災害時の対応が自治体の規定に任されており問題がある。
〇コンセッション方式では、自治体の人材の転籍により蓄積されたノウハウが継承されないおそれがある。
〇コンセッション方式による事業者には水道法上の認可を得る必要がないため責任の所在が不明確になる。
〇コンセッション方式を削除する修正案を立憲民主党とともに提出したが否決されたので、政府提出法案に反対せざるをえない。
〇7月4日に文部科学省の局長が受諾収賄容疑で逮捕された。事実であれば、文部科学省だけでなく安倍政権全体の信頼が大きく損なわれる。
〇7月6日で、東京都目黒区の5歳の女児が虐待死し両親逮捕の報道があってから1か月になる。日頃から「野党は対案を」という安倍首相には、野党が提出した「児童福祉法・児童虐待防止法改正案」の審議を進めるよう働きかけてほしい。
〇この野党提出法案では児童福祉司の大幅増員をはかることを通じて、児童福祉司がかかえる虐待案件を大幅に減らす。特に東京や大阪では児童福祉司がかかえる件数がほぼ半減する。
〇この野党法案は政府が進める「緊急対策」も包括した内容になっている。